日本戏迷都说了:“不看京剧就别说知道中国”

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(摘自《人民中国》)

“四击头一亮相,听一声叫好便知是棒槌还是行家。”不仅中国票友这么说,日本戏迷也赞同。北海道大学的武田雅哉教授就是这么一位。

3月10日到4月28日,中国国家京剧院在日本进行了近50天的大型巡演,日本戏迷这下可过足了戏瘾。北海道大学的武田教授携夫人,兴致勃勃地观看了札幌站的演出。要说他这位外国票友还真是一位京剧行家。内行看门道,外行看热闹,咱们听听日本戏迷怎么叫好。

在札幌看京剧

为纪念中日邦交正常化45周年,中国国家京剧院的众位名家来到日本,在各地进行了公演。我住在北海道札幌市,4月19日在札幌NITORI文化剧场观看了演出。

回想以前,几乎每年在札幌都有京剧演出,可不知何时,京剧团成了稀客。我听说好像是因为札幌看戏的人不多,这实在令人惆怅。还有大概是考虑外国观众的缘故,演出剧目总是孙悟空的猴戏。虽然也很好看,但每年都是这几出的话,观众也会看腻吧。

1956年5月,梅兰芳、李少春、袁世海等京剧名角应邀赴日,在歌舞伎座演出37场,轰动日本。这也是新中国成立后京剧在日本的首次公演。

我不是研究京剧的专家,也不是资深京剧戏迷,只是一个在中国接触到京剧后,为之兴奋,深感京剧魅力的外国人。我想用这种心情去感染更多的日本人,让更多人了解京剧的乐趣,所以尽管我并不是专家,但还是在大学和文化中心开设了观看京剧录像、体验中国文化的课程。在第一节课上,我就告诉学生们:“说实话,京剧有点嘈杂。但在课程结束后,这嘈杂应该会成为一种享受!”半年后,到了最后一节课,大家基本上都成了戏迷。我也趁势说了大话:“不看京剧就别说知道中国。”不过这也的确是我个人的经验之谈。没准是很大的误解,但我真心认为,看过京剧后,多少能理解中国人的人生观和世界观。

演出采用现场伴奏,让日本观众感受原汁原味的京剧。

京剧有四大要素:唱念做打,其中“唱”尤为重要。汉语里,与其说是“看”戏,不如说是“听”戏。英语中也把京剧翻译成了“Beijing Opera”。

在本次巡演中,第一个剧目是《西游记》系列的代表作品《金钱豹》。这是主要表现“打”的一出戏,对于外国人来说也很容易看懂。相比孙悟空,演坏人的金钱豹更像戏里的主角,他耍花枪做出杂技动作,高超的技艺引得观众不停地鼓掌惊叹。

第二个剧目是描写玄宗皇帝和杨贵妃浪漫爱情故事的《太真外传》,这出戏以“唱”为主。在中国的戏院,演员唱到高潮之处时,按老规矩观众会叫好。但这次演出,台下观众都安静守礼地默默聆听。这也是没办法的事。外国人要想体会“唱”的乐趣,还需要多少做些事先功课。毕竟是外国的文化。这次对唱《太真外传》的演员于魁智和李胜素,都是得到国家一级演员称号的名角,走遍世界巡回演出。

唐玄宗与杨贵妃的凄美爱情是中日戏剧都非常钟爱的题材,杨贵妃更是日本观众非常熟悉的传奇人物。日本甚至有传说,杨贵妃并没有死在马嵬坡而是飘洋过海来到了日本。

《锁麟囊》是最后的压轴戏。它讲的是人间真情的故事。娇生惯养的大小姐生活优越,不识人间疾苦,却在不经意间施人援手。后来大小姐遭遇洪灾,家财尽毁,家人失散,幸得当年帮助过的人报恩相助。没有华丽的武戏,情节曲折起伏,以“念”和“唱”为主。本来这出戏的演出时长应该更长一些,不过此次演出为了更方便外国人理解,京剧团对剧目进行了适度缩减,还配了日语旁白对故事加以介绍,下了一番功夫。多亏了这些细致的考虑,第一次看京剧的观众也充分体会到其中的乐趣了。

大小姐嫁人途中突遭大雨,花轿停在了风雨亭中。图左的是侍女梅香,她活泼的演技也是本戏的看点之一。

此番演出,最令我高兴的就是看到了《锁麟囊》。真没想到能在日本,甚至是在札幌这样遥远的地方看上这出戏。此次京剧公演,为我们带来了戏曲世界的多张面孔,有凭借激烈武戏俘获观众的《金钱豹》,有唱腔传情入微的《太真外传》,还有难得一见的《锁麟囊》,兼顾了各层次的需求,剧目安排富于韵味。我非常感谢策划者们的良苦用心。

赴日演出的演员们在开演几个小时前便开始做化妆、穿戴行头等准备工作。

希望观众们能够以这次的公演为契机,了解剧目故事和京剧的规矩讲究,感受中国文化的丰富和趣味。当然京剧来日本演出的次数也是多多益善。

札幌NITORI文化剧场观众席几乎满座

在札幌的剧院我偶然遇到了自己曾经的学生,他带着家人一起来看戏。北海道的京剧戏迷的队伍正在一点一点壮大。

这几年中国兴起了北海道热,相比以前,现在走在街上常能听到汉语。希望京剧团的团员们在回国前能品尝一番北海道的美味佳肴。

武田雅哉

1958年出生。现任北海道大学研究生院文学研究系教授。专业研究中国文学。代表著作有《仓颉们的盛宴》(筑摩书房出版)、《从太空能看见万里长城吗?》(讲谈社出版)、《中国的连环画世界》(平凡社出版)等。

日语原文

札幌で京劇を見る

北海道大学教授 武田雅哉

日中国交正常化45周年を記念して、中国国家京劇院のベテラン俳優たちが日本全国で公演をおこなった。私は北海道札幌市の住人なので、四月十九日、これを札幌のニトリ文化ホールで観劇した次第である。

思い起こせば、かつては札幌にも、毎年のように京劇公演がおこなわれていた。それが、いつしか来なくなってしまった。札幌では、あまり客も集められないというようなはなしも聞き、寂しい思いをしていた。出し物も、外国人に配慮したのであろうが、いつも「孫悟空」ものばかりであった。それなりに楽しいのだが、毎年こればかりだと、さすがに客も飽きてきたのではないだろうか。

私は、京劇研究家でもないし、特段の京劇ファンというわけでもない。中国で京劇に触れて、「なんて楽しい世界なんだろう!」と、胸を躍らせた外国人のひとりである。そんな思いを、なるべく多くの日本人に伝染させ、市民に少しでも京劇の楽しさを知ってもらおうと、専門家でもないのに、大学やカルチャーセンターでは、京劇の映像を見ながら、中国文化を楽しむことを目的とした授業を開講してきた。授業の初回では、受講生たちに、「京劇って、はっきり言ってウルサイ。だけど、ぼくの授業を終えたころには、このウルサイのが快感になっているはず!」と力説する。そして半年後、最後の授業のときには、ほとんどが京劇ファンになっているのである。ぼくは調子に乗って、「京劇を見ずして中国を語ることなかれ」などという暴言まで吐いてしまう。だがこれは、ぼくじしんの経験なのだから、しかたない。これは、とんでもない勘違いかもしれないが、京劇を見てから、中国人の人生観や世界の見かたが、なんとなく理解できるようになったような気がする。

京劇は、唱(チャン・うた)、念(ニエン・せりふ)、做(ヅオ・しぐさ)、打(ダー・立ち回り)の四つの要素でできているといわれるが、とりわけ「唱」は重要である。中国語では、芝居を「見る」といわずに「聴く」というくらいだ。英語でも、京劇のことを「ペキン・オペラ」という。

今回の公演では、最初の出し物は、『西遊記』ものの代表作『金銭豹』である。これは「打」を中心に見せる芝居なので、外国人にも親しみやすい。主人公は孫悟空よりも、むしろ悪役の金銭豹で、かれが槍を使って演じるな技には、観客からの拍手とため息とが、やむことはなかった。

ふたつめの演目は、玄宗皇帝と楊貴妃のロマンスを描いた『太真外伝』である。これは「唱」が中心の出し物である。中国の劇場であれば、歌が盛りあがったところで、「いいぞ!」「まってました!」と喝采をおくるのがマナーなのだが、さすがに今回は、みんなお行儀よく拝聴していた。まあ、これはいたしかたないだろう。外国人が「唱」を楽しむには、少しばかり勉強することが必要かもしれない。なにしろ外国の文化なのだから。今回、『太真外伝』をデュエットで歌ってくれた于魁智と李勝素は、国家一級俳優と称せられる人気の役者さんで、世界を舞台に活躍している。

そして、最後を飾った出し物は『鎖麟嚢』であった。『鎖麟嚢』は人情ばなしである。わがままに育てられた「お嬢様」が、育ちの良さゆえに、さりげなくした親切。やがて災害に見舞われ、すべてを失ったお嬢様だったが、かつての心づかいが報いられるという報恩の物語だ。派手な立ち回りもなく、「念」と「唱」が中心で、ストーリーも起伏に富み、本来であれば、もっと長い時間をかけて演じられる。今回の上演では、適度な省略と、日本語ナレーションによるストーリーの説明もあり、外国人にも理解しやすいようにとの工夫がなされていた。そんな配慮もあってか、はじめて京劇を見る観客にも、じゅうぶんに楽しめたのではないだろうか。

今回の公演でいちばんうれしかったのは、なんといっても、『鎖麟嚢』が見られたことである。まさか日本で、しかも札幌のようなさいはての地で、これが見られるとは思っていなかった。激しい立ち回りで観客を魅了する『金銭豹』に、しっぽりと歌を聞かせる『太真外伝』。そして、この『鎖麟嚢』と、今回の公演では、京劇の世界がもっているいくつかの顔を、バランスよく見せてくれた。こんなしゃれたプログラムを企画した人に感謝したい。

これをきっかけにして、見る側は京劇の決まりごとや出し物の内容に親しみ、中国文化の豊かさやおもしろさを感じとっていただけたら幸いである。もちろん、公演のほうも増えていただければうれしい。

札幌の劇場では、むかしの教え子が家族づれで来ていたのに、ばったり逢った。北海道でも、少しづつ、着実に京劇ファンが増殖しているようだ。

ここ数年、中国では北海道ブームがおこり、街角では、以前に増して中国語が聞こえてくるようになった。劇団のみなさんは、美味しい北海道の料理を堪能してお帰りいただけたろうか。

题图说明:为纪念中日邦交正常化45周年,中国国家京剧院赴日公演

翻译:王朝阳

图片提供:日本民主音乐协会

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