【日本经典故事诵读】山の背比べ
山の背比べ
むかしむかし、たくさんの山が、いつも喧嘩ばかりしていました。
「ぼくのほうが、お前よりも、ちょっと高いようだな」
「どうして?」
「どうしてって、ぼくは、お前の頭の上の雲の上まで見えるんだもの」
「ぼくだって見えるさ。もっと、うんと見えるさ。お前の向こうの山の天辺だって、ちゃんと見える。そのまた向こうの、そのまたずーっと向こうの天辺んだって、みんなちゃんと見える。だから、もしかするとぼくは、日本中で一番高い山かもしれないね」
「日本中で、一番だって?!」
さあ、それを聞いたたくさんの山は、怒りだしました。
「よーし、それじゃあ、どれがほんとに一番高いか、比べっこしよう」
さて、いよいよ背比ベをする日が来たのですが、そこで困ったことに気がつきました。
いったいどうやって、あっちの山とこっちの山と、どっちが高いかを比べたらいいのでしょうか。
みんな大きな高い山です。
近くに並べるわけにはいきません。
「どうしようか?」
たくさんの山が困っていると、人間たちが言いました。
「長い長い樋をつくって、それを背比ベする山と山の天辺にのせるんですよ。そうして雨がふってくるのを待つんです。水はいつだって、低いほうに流れていきますからね。雨がふって、樋にたまった水が流れてきたほうの山は、負けというわけです」
「なるほど、それはいい考えだ」
山たちが賛成しました。
そこで、山の麓の人たちは、背比べをする山から山へ長い樋をかけました。
ザアーザアーザアー。
しばらくすると雨が降ってきて、溜まった水が流れ始めました。
あっちからこっちに、そっちからあそこに。
「やったー! ぼくだ、ぼくが一番高い山なんだ。・・・あれ?」
そういっていると、その山に向かって、向こうのほうから水が流れてきました。
「ほうら、お前じゃあない。一番高いのは、ぼくなのさ。どうだ。どこからも、ぼくのほうへ流れてくる水はない。バンザーイ!」
とうとう日本ーの山が決まったと、みんなは思いました。が、そのときです。
ズシーン! 物凄い音といっしょに、遠くから飛んできた山がありました。
「なっ、なんだ、あの大きな山は!」 驚く山たちに、その飛んできた山が言いました。
「ぼくは富士山さ。山の大きさ比べをしていると聞いて、やってきたんだ。どうだい、ぼくより大きい山はいるかい?」
「・・・・・・」
背比べしていた山たちは、恥ずかしくて何も言えませんでした。
しかし、富士山はどこから飛んできたのでしょうか?
それは、日本一大きな湖の琵琶湖(びわこ)の辺りで、富士山がジャンプしたときの足跡が、いまの琵琶湖だそうです。
うんと:多;狠,用力。
天辺:天边,天际。
もしかする:也许,或许,可能。
比べっこ:
いったい:到底,究竟;大体上。
樋:导水管,水溜。
背比ベ:
ズシーン:
物凄い:可怕,令人害怕;惊人;不得了。
ジャンプ:跳跃;飞跃。
山比高
很久以前,很多山经常吵架。
“我好像比你稍微高一些。”
“你怎么知道?”
“怎么知道?我能看到你头顶的云彩的上面。”
“那我也能看到,比你看的更高。我甚至能清楚看到你后面的山顶。不止如此,我还能看到更后面的□后面的山顶。所以啊,也许我是整个日本最高的山。”
“什么?整个日本最高的山?”
听了这句话,其他山非常生气。
“好啊,那么,我们比一比,到底谁最高。”
终于到了比高的那一天。可是麻烦事出现了。
怎么样才能比试各处的山哪个高呢?
大家都是高山,没法挪动,不能放在一起。
“怎么办好呢 ?”正当群山困惑的时候,人们出主意说:
“可以做一个长长的倒水管,把它放到要比高的各个山顶。然后等下雨。因为水总是向低处流,只要一下雨,导水管存的水流向哪座山,哪座山就输了。”
“的确这是一个好主意。”
群山也都纷纷表示赞成。
于是,住在山脚下的人们在比高的群山上都架起了长长的导水管。
哗啦,哗啦,哗啦,不久下雨了。存的水开始到处流。
从这里流到那里,又从那里流到其它地方。
“太好了!我是最高的山,……哎?”
说话之间,对面山上的水朝着这座山水流了过来。
“你瞧,最高的山不是你吧?是我。怎么样。我这里没有任何水流过来。万岁!”
正当大家认为日本第一高山终于选出来的时候。
“咕咚!”
随着一声巨响,一座山从远处飞了过来。
“啊?那是什么啊?怎么会有哪么大的山?”
从远处飞来的高山对吃惊的群山说:
“我是富士山。听说你们在比大小,所以来的。怎么样?有比我还大的山么?”
“……”
比高的群山都害羞得说不出话来。
那么富士山是从哪里飞来的呢 ?
据说就是现在的琵琶湖。因为据说在日本第一大湖—琵琶湖附近留有富士山跳跃留下的足迹。
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