【美日清聴<成長>】托鉢僧
托鉢僧
遠くへ托鉢に行く時には、一匹の驢馬に荷物を運ばせることにしている、托鉢僧の一団がありました。
ところがある日、この驢馬が、疲れて死んでしまいました。
托鉢僧たちは驢馬の皮を剥いで、それで太鼓をつくり、叩いて歩きました。
途中で、別の托鉢僧の一団に会いました。
「あなたがたの驢馬は、どうしたのですか?」
「死んでしまいましたよ。でもこのとおり、生きていた時と同じように、ぶたれています」
人間でも、ひどい先輩や上司の下で働くのはたいへんな事です。
仕事や用事が終わった後でも、あれやこれやと、扱き使われることになります。
托鉢(たくはつ):化缘。
一団(いちだん):一个团体。
剥(は)ぐ:拨下。
ぶつ(打つ):打。
扱(こ)き使(つか)う:任意驱使,虐待。
化缘的僧人
有一群僧人,他们在化缘的时候总是让一头驴驮着行李。
然而有一天,驴劳累致死。
化缘的僧人们剥下它的皮,用它做了一面鼓,敲打着走。
路上遇见了另外一群僧人,
“你们的驴哪里去了?”
“死了。可你瞧,还跟以前一样被打。”
人类在严厉的比自己资格老的人或上司手下工作也一样不容易。
即使工作和事情做完了,也会任意让你干这干那。
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