早春散步-诗歌阅读
空(そら)は晴(は)れてても、建物(たてもの)には蔭(かげ)があるよ、
春(はる)、早春(そうしゅん)は心(こころ)なびかせ、
それがまるで薄絹(うすぎぬ)ででもあるように
ハンケチででもあるように
我等(われら)の心(こころ)を引千切(ひきちぎ)り
きれぎれにして風(ふう)に散(ち)らせる
天空即使放晴了,建筑里也还有阴暗处
春天,早春把心撩拨起来
简直像是一件薄衣
又如手帕一般
把我们的心撕碎
一片一片地散落在风中
私(わたし)はもう、まるで過去(かこ)がなかったかのように
少(すく)なくとも通(とお)っている人達(ひとたち)の手前(てまえ)そうであるかの如(ごと)くに感(かん)じ、
風(かぜ)の中(なか)を吹(ふ)き過(す)ぎる
異国人(いこくじん)のような眼眸(まなざし)をして、
確固(かっこ)たるものの如(ごと)く、
また隙間風(すきまかぜ)にも消(き)え去(さ)るものの如(ごと)く
我仿佛已经全然没有了过去
至少感觉到自己有如在来往的人们的眼前一般
在风中吹过
用外国人似的眼神
有如坚定不移之物
又如从缝隙吹进来的风消失之物
そうしてこの淋(さび)しい心(こころ)を抱(だ)いて、
今年(ことし)もまた春(はる)を迎(むか)えるものであることを
ゆるやかにも、茲(ここ)に春(はる)は立返(たちかえ)ったのであることを
土(つち)の上(うえ)の日射(ひざ)しをみながらつめたい風(かぜ)に吹(ふ)かれながら
土手(どて)の上(うえ)を歩(ある)きながら、遠(とお)くの空(そら)を見(み)やりながら
僕(ぼく)は思(おも)う、思(おも)うことにも慣(な)れきって僕(ぼく)は思(おも)う……
这样抱着这颗寂寞的心
今年又要迎接春天
慢慢地 春天回到了这里
看着照射在泥土上的阳光 凉风刮在脸上
我走在河堤上 眺望着远远的天空
我思虑着,习惯思索的我思虑着......
【作者介绍】
中原中也(なかはら ちゅうや,1907年~1937年),是备受年轻人喜欢的、昭和诗坛最耀眼的日本明星诗人,被誉为“日本的兰波”,同时在翻译法国诗歌方面也作出了不小的贡献。代表作品有《末黑野》,《山羊之歌》,《往日的歌》等。
【词汇】
靡かせる[なびかせる] [nabikaseru]
使飘舞。
ハンケチ[hannketi] ◎
手帕。
引き千切る[ひきちぎる] [hikitigiru] ④【他动词・五段/一类】
撕碎,扯掉。
切れ切れ[きれぎれ] [kiregire] ◎【形容动词/ナ形容词】
(切、撕、扯、压成)一片一片,寸断,零零碎碎。
散らす[ちらす] [chirasu] ◎【他动词・五段/一类】
散,散开,弄散,吹落。使掉得七零八落,使散落。
手前[てまえ] [temae] ◎或①
(当着的)面;跟前儿;这边,靠近自己这方面。
如く[ごとく] [gotoku]
如,如同,有如,……般。
吹き過ぎる[ふきすぎる] [fukisugiru]【自动词・一段/二类】
(风)吹过。
確固[かっこ] [kakko] ①【形容动词/ナ形容词】
坚定、坚决、断然。
たるtaru] ◎
「たる」是文语助动词「たり」的连体形,表示断定或肯定的判断。
相当于「…である」
隙間風[すきまかぜ] [sukimakaze] ③【名词】
从缝隙吹进来的风。
消え去る[きえさる] [kiesaru] ③【自动词・五段/一类】
消失,消散。
抱く[だく] [daku] ◎【他动词・五段/一类】
抱;搂抱;怀抱。
例:子供を抱く。
(抱孩子)
緩やか[ゆるやか] [yuruyaka] ②【形容动词/ナ形容词】
缓慢,缓和;舒畅。
立ち返る[たちかえる] [tatikaeru] ③【自动词・五段/一类】
回来,返回。
土手[どて] [dote] ◎
堤,堤坝;河堤。
見やる[みやる] [miyaru] ②
远眺,远望。
【语法解析】
思うことにも慣れきって
这里「慣れきる」的用法是動詞ます形【去掉ます】+切る,
表示某种状态到了极限,意思是“彻底地......”、十分地....”。
例:その時、お金のないし、知る人もいないので、困りきっていた。
(当时,既没钱又没有认识的人,真是一筹莫展)
这首诗比较难翻译,特别是第二段最后部分感觉没有翻译出来,如有更好的译文请留言在下方。谢谢。
诗歌音频已发布在下面朗读小程序里。
小编整理译文
以上
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